トレチノイン治療を振り返る
先週トレチノインの塗布計画が終了しました(記事はこちら)。現在は、色素沈着防止のため、ハイドロキノンのみを塗布しています。
なので、まだ治療計画が完了したわけではありませんが、これまでの経過を振り返ってみたいと思います。
トレチノインの副作用は、こちらで書いた通り主に以下が挙げられます。
- 赤み
- 炎症
- 痛みや刺激(ヒリヒリ感)
- 皮膚の乾燥・剥離
治療経過をこのブログに書きましたが、私にもこれらの症状が発生しました。
こちらに書いた治療計画にしたがって、一定量のトレチノインを毎日朝晩塗布した場合の、私に発生した副作用は以下グラフの通りです。
縦軸の「症状の程度」は相対的なものと考えてください。7日目から症状が出始めて、14日目と21日目の間にピークとなりました。
これは21日目に撮影した額の写真です。その下の7日目の写真と比較すると分かるように、赤み(青丸の箇所)や皮膚の剥がれ(赤丸の箇所)が発生しています。(*7日目の写真は撮影時の光の影響で全体的に白っぽいですが、それは肌の状態とは関係ないので、ご注意ください。)
この副作用のピーク時には、1度だけトレチノインの塗布量を減らしました(こちら)。
副作用のコントロールはトレチノイン塗布量を調節することで、十分可能であると分かりました。
また、副作用はピーク時でもそれほど深刻なことにはならないことも確認しました。
しかし、皮膚の赤みや剥がれは他人が明らかに気づく程度に発生するので、女性や人前に出る職業の人は、トレチノインの塗布量を微量にして、この治療を行うか、もしくは全く別の方法を検討した方がよいかもしれません。
それから、28日目(塗布治療終了時)に向けてだんだんと収まっていきました。この21日目~28日目までの間に肌の状態が改善してきたのを実感しました。
●副作用についてのまとめ
- ピークは14~21日目の間
- コントロール可能。ピーク時でもそれほど深刻ではない
- ピーク時には、外見上に他人が見てわかる程度に発生するため、女性や職業によっては治療について要検討
- ピークを過ぎると肌の状態の改善(キメやハリ)を実感できる
というわけで、毛穴でも、シミ・しわ対策でも、これからトレチノインの塗布を検討している方は、この記事を参考にしてみてください!